夏が始まると 毎年のお決まりのセリフ
「今年の夏は 一段と暑いですね・・・ 毎年言ってるような気がするけどさぁ・・・。」
今年も 夏の始まりと同時に 毎日のようにこの会話をしていたような気がする。
それが どうだろうか・・・
本土の猛暑 激暑を思わせる あの気温の数字と比べると まるで沖縄は避暑地ではないか・・・。
夏の祭り 豊年祭を終え そして旧盆を終えたころからだろうか 夏の盛りはだんだんと静かになり・・・最近の会話は
「今年の夏は 蝉の声が短いと思わない? そういえば・・・」
とてもありがたいことに 今年は台風にも あまり好かれず 去年の悪夢がくり返されることは 今のところなさそうである。
フィリピン近海で発生していた台風も 最近では 太平洋に浮かぶ 小笠原や南鳥島近海で発生し 日本本土へ舵を取り 台風とは無縁だったであろう北海道にまで上陸するのだから やっぱり地球は少しくるってきているように思う。今年なんて 台風銀座と呼ばれた この先島の島々より 本土の方がずっと数多くの台風にやられてるんだもの・・・不思議な感じである。
さて島の最近は 朝夕は涼しささえ感じ 夜などは 冷房無しでも心地よく休めるほどである。日中でも 設定温度は28度 風量は弱で十分。少しサーキュレーターで室内の風を動かしてあげると 申し分なく快適である。
もう少し 秋が深くなると またハーブを育てたいと思う。
夏の間も 元気に育ってくれた お庭のアップルミントが 雨が降って後にベランダまで香ってくれることが たまらなくうれしくて またお庭に出たくなる。
八重山の夏では とても厳しいハーブ栽培も 秋の過ごしやすさと一緒にやってくる 季節の楽しみである。夏の終わりに逝ってしまったハーブや家庭菜園が大好きだった友人のことを思いながら 土に癒やされたいと思う。