今年の2月から
西表島に通うことになって
月に二度の 苦手な船旅も
だいぶ慣れてきたように思う。
というのも
船の中から こうして写真を撮っていることが
大きな変化ではないか!
死んだふりして
ただただ じっと耐えていた私が
空の 雲の流れを見たり
波の形や色を楽しんだりすることが
できるようになったんだから
これは 奇跡的である。
西表では 祖納という村でお世話になっている。
村の小道には たくさんの花が咲いていて
話しかけてくれているかのように 私を見る。
朝はアカショウビンの あの声で 目を覚まし
夜は波音に守(も)られて 眠りにつく。
月に二度の西表時間は
まるで夢のような時間である。
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