去年から 大切なお役を頂戴しているハーリー祭(海神祭)。
登野城の東2組の漁師 池田元さんと一緒につとめる司会役である。
6月3日の舞台を終えた私は とにかくハーリー祭の調べ物におわれていた。
去年 石垣島でハーリーが開催されてから100年目を迎える節目にあたり
去年から 引き続いて ハーリーの100年の歩みを追い続けているのである。
私の司会パートナーであられる池田元さん共々
歴史をひもとく作業に 夢とロマンを感じつつ
一つ 一つ 解きほぐされていく楽しさに たまらなさを感じていた。
さて 本番の司会役の方は
緊張して ガチガチだった去年に比べると
今年は まぁまぁ しゃべることができた。
全然 リズムもテンポも違う中に 放り込まれた去年は
全く ついていけてなくて 追いかけることすら 厳しかった。
でも今年は ベテランの池田さんに まぁ どうにか しがみつきながら
お供させていただくことができたように思う。
さて 今年も 海の男たちは やっぱりかっこよかった!
あの櫂さばきを見ていると
祭り馬鹿の私は いつのまにか体が前後に動き出して
司会席に座っていても 一緒に漕いでいるような気持ちになる。
どこの どんな祭りもそうだが
男は男らしく 女は女らしく 見えるものだ。
漁師の妻でも 娘でもない私でさえも 胸が熱くなるのだから
海に生きる皆さんの心持ちは いかばかりであろうか…
なんとも うらやましいものである。
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