彩 思 い [ ayaumui ]

『彩思い(あやうむい)』 

ブログ『彩思い』は新城音絵の文筆記録のページです。
オフィシャルブログは『南島游行』へ移行いたしました。

「タテタカコ」という音楽家。



シンガーソングライター 「タテタカコ」

2,3年前から 石垣島の街中でも
彼女のライブのポスターをよく見かけるようになった。

タテタカコ という カタカナだけの名前 
なんだか 文字がカタカタとした印象の名前である。

私の友達なんて「タテタカコだった? タカタテコだった?」なんて
おかしなことを話していたのを 思い出す。

最近では 毎年? または半年に一度ぐらいの感覚で
ポスターを見かけているような気がする。

または そう感じるほど 印象的で
私の中でとても気になるアーティストになっているのかもしれない。


Gyaoで放映中の タテタカコ/「ワスレナグサ」を聴いてみると
国立音楽大学を卒業している彼女は
私の想像以上に 「元気」というか 「力」を秘めた歌手だった。

いや シンガーソングライターである彼女は
歌手というよりは 音楽家といった印象が強い。


乾いた大地に まるで清らかな泉が
いきおいよく湧き出したような そんな印象だ。

それは 私の耳の奥 胸の内 心の底に
いつまでも響いてくれているような その澄んだ声だけにとどまらず
はっきりと届いてくる言葉(歌詞)の一葉 一花。

なんともいえない力強さと 包まれていたいやさしさを感じた。
今度はぜひ 生のライブで感じてみたいと強く思う。


タテタカコ2007年ツアーの歩き出しは
去る4月4日の石垣島ライブからだったようである。

石垣島での 熱いライブから始まったツアーは
4月いっぱい 次から次へと 全国を巡り 
また 次へとつないでいる。

そして 今まさに 前進の真っ只中にいる彼女が
あの「情熱大陸」(明日 5月20日放送予定)に出演することとなった。

出身地である長野県の飯田市を
現在も活動の拠点に 新しい音楽を生み出している彼女。

番組では 今年の春の全国ツアーに密着。
タテタカコの 音楽の源流を見てみたいと 私は思っている。


日本の最南端の小さな島に はるばる海をこえて
ステージを重ねてくれている彼女。

彼女の活躍ぶりに 私は今 とても興奮しているのだ。

⇒タテタカコ CD一覧へ

2007.05.19 カテゴリー: 034 音楽, 035 人 | 個別ページ | コメント (0)

NHK「美の壺」


私は NHK大好きっ子である。

だって NHKで育った というか NHKに育ててもらった というか・・・。

あの忙しく 追いかけられるような 民放の 転換のテンポに
実は あまりついていけないのだ。

もちろん 気になる番組や 気になっている人物が出演する番組は
民放でも なんでも 観ること見るが・・・
どうしても慣れない私などは
CMになると どうしても気持ちが途絶えてしまって
どうも イキが抜けたコーラのようになってしまう。

その分 NHKは 最後まで しっかり付き合える。 付き合っていただける。
ちょっと考えたり 悩んだりする その間だって いただける。

まるで あの「獅子落とし」のような
なんだか ちょうどいい間合い。

それがNHKの心地よいところだと 私は思う。

そんなNHKらしい番組の一つに「美の壷」というのがある。
谷啓さんが番組のナビゲーターをつとめる美術番組で

 テーマは「くらしの中の美」。

これまで敷居の高かった骨董や美術の品々・・・
専門分野の人のためでなく 私たち庶民が
暮らしの中で 実際に楽しむことのできる
新しい「美術の鑑賞マニュアル」番組とでも 言いましょうか・・・。

さて この番組のもう一つの魅力
それは なんといっても BGMのジャズ・ミュージック。

オープニングの 「モーニン」は
なんだかもう 「美の壷」の曲といった感じです。

水墨画や 漆塗りや 友禅や
いわゆる 日本・和の美と
このジャズのスウィングが重なると
不思議と心地よいんですねぇ~

谷さんは このCDに寄せた 谷啓流ジャズのツボの一つに
「つまずきにしびれよ。」と おっしゃっていますが
きっと その 拍・調子のつまずき と
和の持つ 微妙な間合いとが
ちょうどよく 相まって 具合がいいのではないだろうか・・・

「獅子落とし」の あの不思議に心地よい間合いと
谷さん流の 拍の「つまずき」に共通するところがあるのでは・・・と
私は 思います。


0052tsubo




NHK「美の壺」ブルーノート・コレクション

⇒NHK「美の壺」 本・CD一覧へ

2007.04.29 カテゴリー: 032 観, 034 音楽 | 個別ページ | コメント (0)

竹内まりや


たぶん NHKの「SONGS」という番組だったと思う。
夜 ふと テレビをつけたときに やっていた番組だ。

4月からの新番組かもしれない・・・。

「竹内まりや」という人。

「駅」 今思うと いちばん最初に聞いた まりやさんの曲。
    
    といっても 小学校の時に両親に買ってもらった
    中森明菜のCDのラストの曲。

    中森明菜がカバーしていた「駅」。
    私は つい最近まで 中森明菜の曲だと思っていた。

 “早い足どり まぎれもなく 昔愛してた あの人なのね~”
  (今思えば なんとおマセな小学生なのだろうか・・・。)

「山下達郎」 
    あのクリスマスのころに聞こえてくる あの声の方と
    ご夫婦だということ。


「竹内まりや」という人について 知っていることは これぐらいだ。

曲を聴くと 「あぁ~あ!」というのは たくさんあると思うが
これまで あまり 意識していなかった気がする。


「竹内まりや」 という人に 私 完全に一目惚れをした。

さらりとした美しさのある それでいて凛とした人だ。
年齢がわからない 感じさせない というか
きれいに歳を重ねている人 という印象。

「竹内まりや」という人は なんと美しい人だろうか。

番組の中でも 紹介されていたが
約6年ぶりのオリジナル・アルバムが出たらしい。

竹内まりや情報を 全くと言っていいほど知らない私には
竹内まりやの初めてのCD情報のようであるが・・・6年ぶりらしい。

「Denim」

時間の経過とともに美しく色あせていく"デニム"から
発想を得たというこのタイトル。

そのデニムは「歳を重ねてきたからこそ 気楽に 気軽に 飾らずに」
といったような 今の彼女の姿と重なる何かを 私は感じた。 

番組の最後に歌った 新曲「人生の扉」。

50代を迎えた(本当に50代?信じられない・・・。)
彼女の心境・視点の変化が深く織り込まれている。

私のそばにも 美しく歳を重ねる 憧れの人(母)がいる。
今年の母の日の贈り物 この曲にしよう!と思った。

彼女の歌のように 80代 90代も・・・という願いを込めて
母へ贈りたい。

Denim(初回限定盤)
Denim(初回限定盤)
posted with amazlet on 07.04.28
竹内まりや Alan Jay Lerner 服部克久 山下達郎 センチメンタル・シティ・ロマンス
ワーナーミュージック・ジャパン (2007/05/23)
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均: 4.0
5 アンチエイジングへの応援歌
5 やっぱり最高です!!
4 カウントダウン開始
Amazon.co.jp で詳細を見る
⇒竹内まりや CD一覧へ

2007.04.26 カテゴリー: 034 音楽, 035 人 | 個別ページ | コメント (0)

私の書棚から・・・

2008年10 月

日 月 火 水 木 金 土
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

  • 011 みなさまへ (3)
  • 021 日々のいろいろ (24)
  • 022 思い・想い・念い (3)
  • 023 島・通信 (15)
  • 024 思い出・想い出 (4)
  • 025 祭り・芸能・舞台 (5)
  • 031 食 (19)
  • 032 観 (4)
  • 033 本 (2)
  • 034 音楽 (3)
  • 035 人 (3)
  • 036 店 (4)
  • 041 Blog[南島游行] (9)
  • 11 やいま[八重山人の肖像] (11)
  • 12 書評/沖縄タイムス (1)
  • 13 書評/琉球新報 (1)
  • 14 誘い/八重山日報 (1)
  • 15 随筆/[唐獅子] (13)
  • 16 随筆/[日曜随筆] (8)
  • 17 随筆/[落ち穂] (12)
  • 18 随想/八重山毎日新聞 (1)
See More

ブログランキング

Link

Infomation

フィードを購読
Powered by Typepad
登録年月 04/2007
ポッドキャストを購読

彩思い-ayaumui-