20年前の石垣市民会館杮落とし公演で演じられた
「ばがけぇーらの踊り」が再演されることとなった。
思い起こせば 私が小学校6年生の時
この公演のため 連日連夜の稽古に励んでいた母の姿が思い浮かばれる。
その母も 今年還暦を迎え 小学生だった私も いい歳になった。
そして 20周年の節目の舞台には 私たちも出演することとなったのである。
大きなホールの杮落とし公演・・・
八重山舞踊の公演を数多く観てきたが
あの時の公演ほど 印象に残っているものはない というほど
とても深みのある そして重みのある舞台だったことを
小学生ながらに 感じていた。
新しい建物の匂い 目にやさしいうす紫色のシート
あのころは最先端の音響 照明機器
そして きらきらと輝く 踊り手のみなさんの姿
今では お亡くなりになられた先生方の
若かれしころのお姿も 今 なつかしく思い起こしている。
さて 今回の演目は 20年前に演じられた演目を ほぼ再演した形である。
その演目の中で 私たちが演じることになりましたのは
雑踊り「まへーらつぃ節」 女踊り「鳩間節」 雑踊り「笠踊り」の三題。
25 26 27日の舞台稽古も無事終了。
本番に向けて 最後の追い込みの1週間が始まった。
公演詳細は また後日・・・。