一緒におでかけした踊りの仲間は 農林高校の畜産科の先生で 24歳の麗しき乙女ですが 日ごろは作業着姿で 鶏の解体や くじゃくの解体などもしてしまう という 実に頼もしく かっこいい先生。(私 憧れます ホントに。)
ドライブの途中 八重山農林高校畜産科の生徒さんの宿泊実習などの 学びの場である「高田山荘」におじゃましました。
見渡せるところは ほぼ農林高校の敷地のようです。小高い山のふもとに 牧場が広がっています。若い緑の匂いがいっぱいの牧場には 牛や馬の姿・・・。
山荘の中は 窓の外側から のぞかせていただきました。(お行儀悪くてすみません。)
敷地内には「獣魂碑」があり その刻まれた文字を目にすると 日ごろ 私たちの血肉となり 力となってくれている生き物たちのことを思い 胸が熱くなりました。感謝の気持ちを忘れてはなりませんね。
さて 八重山農林高校は 月に一度 「農林市」を開催しています。
生徒さんが丹精込めて育てた新鮮なお野菜はもちろんのこと 畜産科からは 産み立ての卵や 石垣牛のハンバーグ スモークチキンや牛のたたき また季節にそった各苗木の販売や 食品製造科からは パンやケーキ シュークリームなど とにかく盛りだくさんの市場が開催されるんです。
すぐに売切れてしまうので もう凄まじい争奪戦が繰り広げられるわけですが・・・。(私など まだまだ修行が足りず いつも押しのけられています。ふ~)
その農林市にお伺いするたびに感じることなのですが もし もう一度 高校生活をおくるチャンスをいただけるなら 私はぜひ農林高校で学んでみたい といつも思います。そこで学んでいる若人たちを見ていると 人間力とういか または生活力というか シンプルに人間が「生きる」ということにおいて 必要な力や知識を学ぶことの大切さをとても感じるからです。
机の上の勉学だけでなく 土に触れ 風を読み 陽光に汗して 島に生きる力を・・・と 今ごろ 夢を抱くのであります。かっこいいことだけじゃなくて 生きることの厳しさ 自然の恐さを知るからこそ 実り・稔りの喜び 感謝の心は 計り知れないのだろうと思うわけです。島の豊かな自然の中に活き 生かされていることを いつも大切にできる人間でありたいと思うものです。
さて 高田山荘を後にして 車はバンナ公園へ
連休中にしては 人が少ないかな・・・。
それにしても 私 ビックリしました。
バンナ公園の展望台に新しい建物が加わってるじゃぁないですかぁ!
それも なんだか今までの展望台部分と そぐわないデザインに これまたビックリ!どうして こんなに違いすぎる建物を並べて建てるのかしらっ?
そりゃ見晴らしがよくなるのはいいですよ。お手洗いが備わったのも素晴らしいことだと思いますよ。
でも これまでの 風情ある瓦屋根のたたずまいのお隣にあれですかぁ~?
石垣市民のみなさんは どうお感じなのでしょうか
違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・ とても気になりました。
さてさて 石垣シティを展望いたしますと・・・ あいにく もやがかかっていて いまいちクッキリしない眺め。 空も海も街も畑も み~んな ぼ~っとしてます。
でも うりずんの心地よい風が 私を包んでくれています。
夜になると またひと味違った雰囲気の 新・展望台らしいので 今度はロマンチックなドライブで・・・ と思ってます。